ひだまり通信 議会報告2008年春号
平成19年度浦安市議会第5回定例会議開催
今議会では、以下4件について一般質問を行いました。
<福祉について>
1)高齢者・障がい者の地域生活支援について
(はたらく・くらす・住まうについて)
2)災害時支援の必要な人について
<教育について>
3)支援の必要なこども達について
4)東野福祉ゾーンについて
<1)高齢者・障がい者の地域生活支援について>
少子高齢化社会にあって、高齢者・障がい者は地域の重要な資源です。もっと行政とNPOなどが協力して、笑顔で働いていただき、地域生活をエンジョイしていただくことを提案しています。昨年の議員就任以来、正確には市民活動の時代から提案していた「障がい者就労支援センター」(障がい者の一般就労を支援する制度)が4月からオープンします。
また、第二期基本計画に「ワークステーション事業」(行政が直接、障がい者雇用をしていく制度)を織り込むことが出来ました。また、高齢者の社会参加、就労についても積極的に活用するよう働きかけを行っています。
2月から実施開始の夜間介護サービス事業も、4月から本格稼動致します。これにより、ご家族が夜間介護の負担から、開放されることとなります。
しかしながら、こうした介護・福祉の事業所が市内に非常に少ない状況を問題と考え、もっと行政が事業所運営を支援し、育成するよう指摘しました。
グループホームやケアホームといった事業の実施に向けて、市として取り組むことも、計画に盛り込むことが出来ました。市営住宅からの転換、新しい制度創出に向けて、新事業の提案も行っています。
<2)災害時支援の必要な人について>
災害時に要援護者の把握が、個人情報保護の名の下、非常に難しくなっており、全国の自治体で問題になっています。東京では、いくつかの区で災害条例が制定され、要援護者の把握を迅速に行おうとしています。本市でも、同様の条例制定を提案し、障がいをお持ちの方や高齢で支援の必要な方の、個別支援プランを事前に作成するよう提案致しました。
また、市内の福祉事業者や学校が支援の必要な方の情報を保有しており、こうした機関との情報共有が重要になることから、協議会のようなものを早急に立ち上げ、連携を図るよう提案しています。
聴覚障がい・視覚障がいの方は避難所での情報収集が困難な状況となります。そこで、事前に避難所対策を行うことが重要であるため、いくつかのプランを提案しています。
要援護者支援マニュアル作成を提案しています。これは、高齢者や障がい者の特性を正しく理解して、災害時に適切な支援を行うようにするものです。避難所での生活など、支障が無いよう事前に作成して、関係者への理解を促すものです。
<3)支援の必要なこども達について>
特別支援の必要なこども達のために、「まなびサポートチーム」を強化充実していくよう要望致しました。長期休暇中の日中の居場所作りなど、また学童保育、児童デイサポートの強化も提案致しました。
<4)東野福祉ゾーンについて>
東野野球場は、小学校用地として計画されていました。東野地区の開発が進み、富岡小学校のこれ以上のマンモス化は学校運営に支障が出ることを受け、仮称東野小学校が新規設置決定致しました。また、現在の貴重な野球場の存続についての働きかけを行いました。東野福祉ゾーンとしての複合的利用については継続的に働きかけを行ってまいります。
<今回上程の議案について>
平成20年度予算案他の審議が行われました。浦安・市川市民病院の存続のために、民設民営方式を決定致しました。事業者募集を行い、地域の重要な医療拠点として再整備致します。75歳以上の方を対象とする独立した医療保険制度「後期高齢者医療制度」が創設され、原則どなたも加入者となります。この制度に対する本市独自の支援制度を創設し、少しでも加入者の方の負担を軽減する措置を実施します。非常に複雑で、保険料は所得や家族構成でも違いますので、詳細ご不明の際は、浦安市・国保年金課にお問い合わせ下さい。(電話:047-351-1111)
<ちょっと、ひと言>
・首都圏直下型地震による大災害に備える
災害時の備蓄について・・・浦安市は市内47箇所に「防災備蓄品」を分散配備。食料備蓄は38万食、県内市町村の中で断然トップ。周りを川と海に囲まれた本市は、水についても1時間当たり2、500リットルの飲料水を確保できる「浄水器」を40台配備しています。舞浜総合公園のプールの地下はまるで工場のようです。高性能の浄水器を備え、11万人分(3リットル/3日/1人当たり)の飲料水を確保し、強力な防災拠点として機能します。民間含め74万5千人分/3日の飲料水が確保されています。また、市内量販店などと災害時支援協定を結んでおり、食料についても、企業との連携体制も整っています。
災害対策について・・・本市の問題点は75%が埋め立てで、残りの土地も三角州地帯であったことから、液状化は避けられません。上下水道は破断され、マンホールは浮き上がり、道路は寸断されるでしょう。特に新町地区では「高層避難民」が大量発生し、最大の問題は「トイレ」ではないでしょうか。水を使わない簡易トイレや、ペット用のトイレ消臭剤や凝固剤を代用するなど個人が予防策を講じることも重要です。元町地区は密集地であることから、火災発生の危険性が高く、消防・救援部隊が集中すると予想されます。新町・中町地区は自主防災を強化するためにも自治会などが定期的な災害訓練などを行うべきでしょう。そうした自主防災に対する支援強化に向けて、県・市ともに市議会議員として働きかけを行ってまいります。家具の転倒防止はもとより、非常用食料、カセットコンロや、ペットボトルの買い置きなど、72時間は自活できるような自助策を講じておくことも重要です。
<ちょっとニュース・浦安きらり>
最近気になる街の話題あれこれ 浦安市のお知らせなどなど
1、ご存知ですか?子育てハンドブック(子ども家庭課)
浦安市では、市民・市内子育てNPO等の協力で、とても判り易いと好評の「子育てハンドブック」を作成しています。市内公共施設や幼稚園、保育園などで配布しています。これから子育てをされる方、新規に転入された方など、是非ご一読下さい。 2009年版はこれから配布予定です。
2、働くお母さんを支える
保育制度改革に向けて認可保育園での受入れの充実と、駅前保育等要望の多い認証保育制度の早期実現を提案しています。認証保育制度は21年実施に向け、内容をどの様に充実させるか検証中です。
また、要望、利用の多い一時保育や預かり保育、病後時保育の実施園、実施時間の拡大や、定員増も要請しています。
市民扶助によるファミリーサポートの充実のために、まかせて会員の質的向上を図るべく、子育て・家族支援者養成講座を開催しています。今後も、この講座を充実させて子育て環境の更なる充実を図ります。
生活スタイルの多様化により、子育て環境も複雑化しています。今後も、お母さんのニーズに合わせた保育制度の創設に尽力して参ります。
児童育成クラブの入会希望者が増加しています。現行のクラブはどこもいっぱいで手狭となり、かつスタッフが不足しています。安全面からも、健全な運営面からも行政の支援が緊急に必要と感じています。平成20年度以降も新規設置含め要望してまいります。
3、いじめを絶つ! いじめ防止条例制定について
全国的にいじめ問題が多発しています。陰湿且つ、凶暴化し、またネットいじめ、携帯を使ったいじめなど新たな問題が顕在化しています。不登校や自殺の原因ともなり、子ども達の将来にとって重大な課題です。先進市ではすでに、こうした条例を作成し、抑制に全力を注いでいます。本市にあっても、こうした事件が起こる前に早急に制定し、大人社会が子どもを守る姿勢をはっきりと示すべきです。いじめ、差別、人権に絡む「こどもの人権条例」の早期制定に尽力してまいります。
4、支援の必要な子ども達を支える!
小・中の普通学級・特別支援学級に限らず、保育園・幼稚園の子ども達にも、支援の強化を行ってい<仕組みとして「まなびサポートチーム」の強化が図られます。療育の専門家や医療の専門家も加わり、より充実した支援体制の構築を行ってまいります。
5、学習環境の改善を図る! 施設整備について
平成20年度は市内公立中学校、21年度は小学校の全教室にエアコンの整備を行います。また、学校が広域避難場所となることも踏まえて、エレベーターの整備も行っています。新設校は当然ですが、既設校も大規模改修にあわせ、また必要があれば前倒しで整備してまいります。
エアコンについては、生徒の健康面に配慮しながらも、環境学習の観点から、極力控えめな利用になるようです。
5、防犯・地域の安全を守る! 明るい街づくり推進
犯罪を未然に防ぐ観点から、街灯の照度アップを働きかけています。最新式のライトは照度も高く、省エネ効果も高いようです。また、ソーラー蓄電式街灯を広域避難場所である公園施設周辺に設置することで、災害時に安心して、避難できるようになります。(現在、推進中です。)
犯罪が多発する可能性のある地域については、防犯カメラの設置も要請しています。これにより、不快な客引きも撲滅させます。
平成20年度より、引退したお散歩バスを再利用して「移動交番」を開設します。イベント会場での啓発活動や、市内巡回を通して防犯活動の活性化に役立てます。
公園の改修についても、防犯・安全面から推進要請致しました。富岡地区の中央公園など、遊具の老朽化、周辺の治安問題など早急に解決するよう指摘致しました。
<「善期」「幸期」高齢者
後期高齢者医療制度に思う>
老人という呼び方を、失礼千万という事で高齢者と呼び変えたのも束の間今度は、75歳以上を後期高齢者、後期?それじやあそれ以前は前期です。とは、それこそ無礼千万な言い草ではないでしょうか。厚労省の役人にはデリカシーがないのかしら。齢60を過ぎ、会社から善い人だったと送り出され、齢75から本来、幸せな時期(お元気な知人が多いので老後とは呼びません!)を過ごされる方たちから、この上ご負担をいただくこの制度、本市行政の長も疑念を感じていらっしやるようです。私も議員としてこの一年、この制度に異論を唱えてまいりました。他市に先んじて、些少ではありますが、助成制度を盛り込むことが出来ました。今後も議論が必要な制度ではあります。
2007年度は大変お世話になりました。あたたかいご支援ありがとうございました。
2008年度も福祉に一生懸命頑張ります。
ひだまり通信 議会報告2007年末号
<平成19年浦安市議会第四回定例会議開催>
今議会では、以下4件について-一般質問を行いました。
働くお母さん・お父さんの支援について
1.保育園について
2.行政の連携について
社会福祉協議会の強化・充実について
1.役割について
2.障がい者就労について
指定管理者について
1.指定管理者は公か民か
2.評価システムについて
東野福祉ゾーンについて
1.小学校建設計画について
2.全体計画について
件名1:働<お母さん・お父さんの支援について
平成18年当初には待機児童がほぽ解消したのに、12月現在200名あまりの待機児童がいる現状にどう対応するのか。
労働状況の多様化に対応して、保育も多様化しています。
また、病児・病後児保育など新たな問題も対応を望まれています。
働く女性を応援し、安心して働くことが出来る環境作り、母子・父子家庭に対する様々な支援策などについて提案しました。
幼稚園の3歳児保育の拡充や、新しい保育制度の創設などもあわせて提案しました。
また、子育てできない「保育うつ」「ネグレクト(児童虐待)」など新しい問題が表面化しています。
お母さんが気軽に相談できる体制の充実、「子育て支援センター」「子ども発達センター」「発達支援室」といった部署の機能強化など提案しています。
件名2:社会福祉協議会の強化・充実について
地域福祉の充実について提案しました。
現在、浦安市内を10ブロックに分け、地域密着の福祉を一生懸命担っていただいているのが支部社協という組織です。
それを束ね、浦安市全体の福祉をリードする組織が浦安市社会福祉協議会です。
必要な事業以外、市内のNPOや市民団体を育成しながら移管するべきです。
福祉政策の充実してきた浦安市ですが、実はその命綱の地域のインフラをもっと充実させなければなりません。
図らずも、コムスン問題で露呈した地域のインフラを強化することも社協の仕事だと提言しました。
件名3:指定管理者について
肥大した公共組織を、民間のアイデアでサービスの向上を図る制度が指定管理者制度です。
経費削減がよく言われますが、公共にあってのそれは、結果であって目的ではありません。
民間の競争によって、より質の高いサービスが行われることで、結果として経費削減となる。
費用対効果と呼ばれるものが、この制度の根幹です。民間だから、何でも安い。そんな幻想が、最近話題の偽装や、改ざんといった企業の不祥事を引き起こしたことは間違いありません。
また、民間委託した後、行政のチェックが厳しく行われないと、やはり同様の問題が起こることも懸念されます。
そこで、地域の人材(高齢者・障がい者)の積極的活用と、第三者機関による厳正なチェックを行うよう提案しました。
件名4:東野福祉ゾーンについて
6月、9月議会で、市内マンモス校の現状と今後の対応について質問しました。
同じマンモス校の北部小学校は、今議会で屋上にプールを設置した校舎を増築することが決まりました。
富岡小学校区は、東野地区の開発が進む中で、今後の課題となっています。
また、朝、夕の登下校、幼稚園の送り迎えの自家用車の駐車問題など、交通安全の面からも早期の対応が望まれます。
東野地区には、今後高齢者福祉センターや福祉関係の施設が集積されます。市役所隣接地区としての今後の位置づけについて質問し、複合的開発を提案しました。
今回上程の議案について
補正予算案他の審議が行われました。
内容は、人事院勧告を受け市職員の給与改定、24時間介護サービス新システム、高齢者福祉センターの移転新築、精神障がい者支援施設の民間委託、障がい者就労支援センターの設置、北部小学校の増築、消防本部新築に伴う備品調達などです。
<ちょっと、ひと言>
・小学校通学路の防犯対策について
富岡小学校周辺の通学路の街灯の照度アップと設置場所の見直しを行いました。
東野地区から小学校に向かう高速下、アンダーパス周辺と富岡側校庭周辺を重点的に街灯のチェック、改修を行いました。
PTAの方たちから、東野方面への下校時に防犯上問題の地点があるとのご指摘をいただき、早速対応致しました。
また今後、富岡の一戸建て方面からのバス通り、通学路にっいても同様の改善を行う予定です。
・富岡・美浜をつなぐ歩行者・自転車用歩道橋について
境川を跨ぐ中央歩道橋の階段部分が歩道を占拠して、自転車の通行が危険な状況です。
ご指摘をいただき市に対応を求めましたところ、県と交渉し改修のめどが立ちました。
次年度設置場所の見直しが行われる予定となりました。
・妊婦無料検診の拡大について
現在、3回までの妊婦検診が無料化されています。
20年度より5回まで妊娠検査の無料化が拡大されます。
厚生労働雀では、妊娠後14回程度の検診が望ましいとしています。
出産時の病院受け入れをスムーズにし、母子ともに安全に出産するためにも、すべての妊婦検診の無料化を実施するよう、働きかけをしています。
かかりっけ医による母子の的確な状況把握により、救急搬送受け入れ拒否などの事態を未然に防ぎ、健やかな子育てを応援します。
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